美人の姿を形容する言葉に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
というのがありますが、たくさん種類のある百合の中でもこの喩えはきっと
これではないのかと思うくらい美しい「ササユリ」に会ってきました。
少しうつむいた横顔に奥ゆかしさを感じます。
「色白は七難隠す」と言いますが、ササユリに限っては難なんて無いようです。
弱々しく野に立つ姿、こんな女性は年号が平成になってから消滅したような・・・。
夕日を浴びて、夜モードのササユリ。すっかり別人です。
撮影:六甲高山植物園
カメラ:Nikon D90
レンズ:AF-S Nikkor 50mm F1.4G